【マンガでわかる】北海道の真ん中らへんのグルメ
旭川にはおいしいグルメがたくさん!
大雪山を中心に、1市8町で構成される「北海道の真ん中らへん」。
広大な大地や自然だけでなく、おいしいものがたくさんありそうです!今回は旭川市で暮らす現地の方を中心に、北海道の真ん中らへんでのグルメについて聞いてきました。
― 旭川周辺のご当地グルメにはどんなものがあるんですか?
旭川市では牛ではなく、「豚のホルモン焼き」がよく食べられています。ホルモンは、みそやしょうゆで食べるのが一般的ですが、旭川では塩で食べることが多いですね。塩ホルモンは旭川市発祥で、塩ホルモン専門店なんかも多くありますよ。
また、北海道はじゃがいもの生産量が日本一で、「いももち」などもあります。いももちとは北海道の郷土料理で、蒸したじゃがいもに片栗粉を入れてつぶし、丸めて焼いたものです。おやつとしてもいいですし、中にチーズをいれるのもおすすめです!
ほかには、「新子焼き」という旭川市のソウルフードがあります。新子焼きとは、手羽を含めた若鶏の半身をそのまま焼いた、シンプルで豪快な料理です。 あとは、お酒ですかね。旭川周辺にはいくつもの酒蔵があります。大雪山の雪解け水と北海道産のお米を使っているので、おいしいですよ。
― 冬の時期が長い地域だと思いますが、冬ならではのグルメはどんなものがありますか?
たとえば…自家製いくらを作る家が多いですね。すじこを買ってきて、網でほぐし、しょうゆに漬けます。なかには、すじこを買わずに自分で鮭を釣りに行く人もいますね。家庭ごとに、「家の伝統の味」があるので面白いですよ。
あと、高齢者の方がいる家庭では、漬物を漬ける家も多いですね。大根を干してたくあんを作ったり、身欠きにしんやキャベツ・大根などの野菜・こうじなどでニシン漬けを作りますよ。10月くらいになるとホームセンターに漬物キットが並び、スーパーには漬物用の野菜が売っているのが日常です。
夏の恒例は外で焼き肉!
― ほかに旭川市ならではの食文化はありますか?
夏の時期の休日は、庭で「焼き肉」をする家庭が多いですね。
― 「庭で焼き肉」…ってバーベキューではないんですか!?
そういえば、北海道の地域の人は、外で炭を使って肉を焼くことを「焼き肉」って言いますね。バーベキューと言う人は少ないです。夏になると、多くの家庭で焼き肉をするので、いたるところから煙のにおいがします。焼き肉の時に、家庭菜園で育てた新鮮な野菜を一緒に食べると最高ですね。
― 家庭菜園をする家庭は多いんですか?
多いですね。旭川市は一区画の坪数平均が80坪程度となっているので、庭が広いんです。そのため、家庭菜園をやっている家が多いですよ。庭では、枝豆やミニトマト、なすやとうきび(とうもろこし)にピーマンなど、様々な野菜を育てています。(青じそは勝手に生えてくるんですよ(笑))
― 旭川市では、海の幸に加えて、さまざまなおいしいグルメが楽しめるんですね!